4.バリアフリー環境の整備

高齢者や障害者が地域の中で住み続けるために

  時には、障害のある人には勿論のこと、障害のない人にさえ、障害となっている住宅や街の危険箇所がまだ多く存在しています。また、その整備の充実の度合いは、かなり地域差が大きく、まだまだ点や線としてのレベルに留まっているのではないかと思われます。従って、「障害を持った人が思った時に、周りの環境や他人のことを気にせずに、自分の力だけで日常生活ができ、街の中へも出かけられる」だろうかと考えてみますと、現実にはこれからだということが分かります。バリアの多い劣悪な居住環境や社会環境は、本人にとっての問題だけに留まらず、結局は、家族や社会全体の負担を大きくしますから、出来るだけ早急に住みやすい居住環境等を整備していく必要があります。

4.バリアフリー環境の整備
2.心のバリアフリー
1.バリアフリーの考え方
3.バリアフリー対応住宅
5.バリアフリー化